山川氏、沖縄4区から出馬へ 維新「新しい政治を」と決意 衆院選

日本維新の会・沖縄県総支部の山川泰博氏(52)が次期衆院選で、八重山を含む第4選挙区から出馬する意向であることが分かった。21日、石垣市を訪問した山川氏が八重山日報社の取材に応じ、出馬の意向を明言した。
山川氏は「復帰50年が経ったが、県民所得や子どもの貧困率など、全国ワーストが多い。次の50年に向けて今と同じような振興計画ではなく、新しい政治をしていかなければいけない」と決意を語った。政策として教育の無償化などを挙げ「国政の場で政策を実現していきたい」と意気込んだ。
沖縄4区は一次産業が盛んな地域であることから「一次産業をリーディング産業にすることで東洋一の観光リード地につなげていく」と展望を語った。
山川氏は豊見城市出身で、地盤も同市にある。だが2021年に行われた前回の衆院選では、当時、豊見城市長だった弟の山川仁氏に配慮し、地元ではない沖縄2区から日本維新の会公認で出馬、落選した。
現在、仁氏は豊見城市長を退任しており、山川氏は昨年11月に行われた役員会で正式に4区支部長となった。4月に南風原町で事務所も構え、本格的に政治活動を開始した。

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