中国船2隻が領海退去 尖閣周辺

第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で領海に侵入していた中国海警局の艦船「海警1302」「海警1102」は21日午前11時50分ごろ、南小島南東から相次いで領海を出た。2隻は南小島東の領海内で操業している日本漁船に近づこうとする動きを見せており、領海への侵入時間は20日午後零時17分ごろから、ほぼ1日に及んだ。
日本漁船は、石垣市議の仲間均氏ら3人が乗船し、石垣島から出港した「鶴丸」と見られる。
午後3時現在、南小島周辺の接続水域では「海警1103」「海警1108」が航行している。中国海警局の艦船が尖閣周辺で航行するのは116日連続。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。

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