中国船4隻が領海侵入 尖閣周辺、今年17日目

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で24日午後4時ごろ、中国海警局の艦船「海警1302」「海警1102」「海警1103」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1108」の4隻が相次いで領海に侵入。約2時間航行し、午後6時ごろ、領海から接続水域に出た。
 中国海警局は同日、ホームページで「釣魚島(尖閣諸島の中国名)周辺で領海パトロールを行った」と発表した。
 中国艦船が尖閣周辺で領海侵入するのは21日以来で、今年に入って16件17日目。付近に日本漁船はいない。尖閣周辺を中国船が航行するのは119日連続になり、海保の巡視船が再び領海に侵入しないよう警告している。

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