第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では２日午後３時現在、中国海警局の艦船「海警察２３０２」と「海警２５０２」が航行している。尖閣周辺を中国船が航行するのは５月２９日以来。台風２号の接近中は退避していたとみられる。
　「海警２３０２」は同日午前１０時ごろ、「海警２５０２」は午前１１時半ごろ、接続水域に入った。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。