中国船2隻が領海から出る 8日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海を航行していた中国海警局の艦船「海警2502」と「海警察2302」は9日午前11時ごろ、相次いで領海から退去した。
 2隻は領海内で操業していた日本漁船の動きに合わせて、領海内を約23時間航行した。中国船による尖閣周辺の領海侵入は今年19日目。
 領海外側の接続水域では9日午後3時現在、「海警2301」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2204」が航行している。
 海保の巡視船が、領海に侵入しないよう警告している。
 尖閣周辺で中国船が航行するのは8日連続。

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