与那国町内でコールセンター事業など手掛ける株式会社アクトプロ(新谷学社長)は5月、町内に「日本最西端のバー・与那国むんぶてらす」をオープンした。同社は4月に自社コールセンターを空港前の土地に移設。今回、敷地内に新しくバーを開業した。
アクトプロは日本国内にある離島の地域振興を目的にした「島プロジェクト」を社内で立ち上げ、コールセンター事業などを行っている。町内では洞窟探検ツアーも行っており、コールセンターの従業員が関わっている。バーは同プロジェクトの一環で地域振興を目的にオープン。店員はコールセンタースタッフが兼任する。
開店時間は午後6時から同11時半まで。野外営業であるため、雨天時は基本的に閉店となる。
与那国島の泡盛や各種カクテル、ビールなどが手ごろな値段で楽しめる。
店員の嘉数萌恵さん=祖納=は「島民や駐屯地で進む工事の作業員、観光客、自衛官など幅広い方に利用してもらっている」と説明した。
嘉数さんは那覇からの移住者。「1年1カ月ほど住むが、与那国島は自然が豊かなので、移住した。山も多く魅力がある。散策して楽しい」と話した。