八重山防衛協会(三木巖会長)は28日夜、石垣市内で定期総会を開き、役員改選で新会長に米盛博明副会長を選任した。1990年度以来、32年間会長を務めた三木前会長は勇退し、今後、相談役として協会を支える。
米盛新会長は「私なりに力を尽くす。協会の会員を増やしたい。駐屯地ができたので隊員との交流を図る」と抱負を語った。
今年度は8月か9月に駐屯地夏祭り、12月に年忘れ行事、来年3月に音楽演奏会(やいまふれあいコンサート)、同月か4月に駐屯地記念行事を行う予定。今年度の収支予算額は80万5595円。
昨年度の事業経過報告によると、2月の石垣駐屯地司令等出迎え行事や3月の駐屯地開設に係る住民説明会、駐屯地見学会を行った。
昨年度の収支決算額は96万9084円。次年度への繰越金は27万4595円。
三木氏は総会後の懇親会で「石垣駐屯地が完成し防衛体制は固まった。海上自衛隊の誘致が成功できなかったのは残念」と振り返った。