石垣港が開港60年の節目 家族連れなどまつり満喫

開港60周年記念式典で演舞する大浜中学校郷土芸能部=17日午後、ユーグレナ離島ターミナル

石垣港みなとまつり2023(同実行委員会主催)が「海の日」の17日、ユーグレナ石垣港離島ターミナルや旧離島桟橋周辺で開催された。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの通常開催となり、開港60周年記念式典や第24回みなとの夕べ、ヨットセーリング、小型ヨット体験試乗会、海保巡視船の一般公開、パネル展などのプログラム。3連休の最終日とあって多くの家族連れや観光客が来場し、イベントを楽しんだ。
午前中から小型ヨット体験、正午からヨットセーリングがそれぞれ行われ、集まった親子連れが順番にマリンスポーツを楽しんだ。
開港60周年記念式典は午後2時ごろからユーグレナ離島ターミナル内で開催され、中山義隆市長は「今後30年先を見据え、石垣港長期構想を策定した。大規模災害に備えた港湾の強靭化や魅力ある港町を目指しにぎわいを創出する」と力を込めた。
昨年度に策定した石垣港カーボンニュートラルポート形成計画を示し「官民が連携し脱炭素化に取り組む。地球温暖化対策に貢献する港を目指す」と強調した。
長期構想では、石垣港を6地区にゾーニングし浜崎町の港湾区域を拡張。今年度中の計画改訂も目指す。構想策定に委員長として参加した日本港湾協会の大脇崇理事長は「港湾事業計画で示された方針に従い石垣港を発展させてほしい」と期待した。
記念式典終了後、野外の船上ステージなどでは、みなと通り会が主催する第24回みなとの夕べが開催された。フラダンスサークルによるフラや八重山高校郷土芸能部の演舞が披露され、八重山農林高校の音楽グループやジャズバンドが生演奏を行った。民謡大会の上位入賞者が八重山民謡を歌い上げた。

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