ぱいぬ島まつり、20日に迫る 西表で多彩な舞台イベント 竹富町

議案を審議する実行委の皆さん=8日、竹富町役場

20日に竹富町西表島大原の町離島振興総合センターで開かれる「第10回ぱいぬ島まつり」に向け、同実行委員会(委員長・前泊正人町長)が8日、町役場で開かれ、当日のスケジュールなどを確認した。ステージイベントを中心に、来場者が食事をしながら観覧できるよう、飲食ブースと出店エリアはステージ前広場の近くに置くことが決まった。

演目は、波照間小の児童による空手の演武、プロ歌手の池田卓さん、きいやま商店のコンサートなど。最後は花火で締めくくる。
当初予定されていた午後12時40分から20分間の休憩時間は「短くしてその後を前倒しすべき」との意見が上がり、10分間に変更された。
同時開催の物産展については、八重泉酒造や町と姉妹都市の関係にある北海道・斜里町の出展が発表された。
当日はドリーム観光、安栄観光など船舶会社による会場と各離島をつなぐチャーター船の運航が計画され、実行委と各公民館が出発時間などを協議した。
波照間公民館の仲底善章館長は「欠航した場合でも、どうにかして参加できる方法はないか」と指摘。実行委の担当者は「ライブ配信の予定があり、ネット環境が整っていれば会場の様子を見られる」と答えた。
「ぱいぬ島まつり」は4年に一度実施されているが、前回(第9回)は台風の影響で中止となった。前泊町長は「久しぶりの開催を成功に導きたい」と強調した。

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