役場機能二転か三転か キーワードに「仮庁舎」 竹富町新庁舎建設

旧ボウリング場の竹富町役場は築41年と老朽化が進んでいる(資料写真)

 1日の竹富町議会議案審議では、仮庁舎候補地検討の調査委託料をめぐり質疑が相次いた。同町は西表大原に本庁舎を建設する方針を掲げているため、仮庁舎を設置すると本庁舎機能の移転は3回。今回の調査を踏まえ支所候補地として用地確保すると、移転は2回の見通し。最終的に本庁舎の機能は何回移転するのか。「仮庁舎」が今後のキーワードになりそうだ。
 この日の質疑で、大久研一氏は庁舎建設費の内容を確認。政策推進課の通事太一郎課長は、支所候補地に関して石垣市との交渉を断念した旨を報告し、同委託料で用地や家屋の調査を行う方向性を説明。「建物が使えるのか家屋調査をして次の段階にいきたい」と述べた。候補地の対象は離島ターミナルから500メートル以内の範囲。

 渡久山康秀氏は具体的な候補地を質疑し、通事課長は複数の候補地があることを説明。渡久山氏は「スピード感を持ってほしい。2年経っても見えてこない」と指摘し、同課長は石垣支所の当初計画日程を変更しない方針を伝えた。
 議場で「仮庁舎」という単語は出ていない。
 仮庁舎を設置すると現時点で、「現庁舎―仮庁舎―石垣支所―西表本庁舎」の移転順となり、本庁舎機能の移転は3回。該当する候補地に仮庁舎を設置せずに石垣支所を建設した場合は、「現庁舎―石垣支所―西表本庁舎」で移転は2回になる。
 町執行部は石垣支所面積を約4千平方メートルと試算している。これまでに示された竹富町の新庁舎建設計画は、2019年度に石垣支所建設工事。20年度には西表大原での新庁舎建設工事着工。これまでの取材で、19年度には仮庁舎に移転する考えを示している。

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