島産牛乳をスイーツに 「ゲンキみるく」プレオープン 試食会で関係者ら新商品などを堪能

オープンを宣言した(左から)辻口代表、酒井代表、新代表=12日午前、ゲンキみるく前(美崎町)

石垣市内の人気店『石垣さかい商店』を運営する㈱おきなわプロジェクト(酒井心代表取締役)は、清涼飲料水「ゲンキクール」などを製造・販売している㈱八重山ゲンキ乳業(新賢次代表取締役)と協力し、石垣島の牛乳を使ったスイーツを扱う『石垣島の牛乳屋さんのお店 ゲンキみるく』(美崎町3―3)を新規開店した。12日午前、プレオープンし、関係者らが新商品の試食・お披露目会に訪れた。

プレオープンに先立ち、酒井代表、新代表に加え、一部の商品を監修した㈱スーパースイーツの辻口博啓代表らは、店舗前で赤いテープを切り、オープンを宣言した。
試食会は、台風の影響で物資が届かず、提供できない商品もあったが、プレーン味やさんぴんミルクティー味などの「ゲンキジェラート」全6種類が配られた。ジェラートは全品、世界的パティシエである辻口代表を始めとしたスーパースーツが監修。石垣島産の牛乳を使用した製品をシャーベット状の「スイーツ」に仕上げた。
ほかにも、水を一切使わず牛乳のみを混ぜて作られた食パンや、フルーツ牛乳も提供された。
酒井代表は「石垣島の生乳の良さをもっと知ってもらおうとオープンさせた。観光客、そして地元の皆さんにも楽しんでいただきたい」とあいさつした。
新代表は「店舗の設計からメニューの開発まで、長い時間をかけて準備してきた。酪農家の方が丹精を込めて作った牛乳を使った製品を作ろうというコンセプトで、店名にも『みるく』を入れた。多くの方にご愛用いただきけるように努める」と決意を新たにした。
辻口代表は石垣島特有の湿度の高い気候や、素材の酸味、甘味の変化に応じて、製品の味がぶれないように試行錯誤を重ねた。「石垣島の美味しい素材をたくさんの人に知ってもらいたい。石垣の酪農文化、また石垣でしか食べられないものを、スイーツに込めて作った」と述べた。
訪れた新慎太郎さん(38)はプレーンとさんぴんミルクティー味のジェラートを試食。「一般のシェイクの濃厚さとは違う口溶けで、ミルクというよりスイーツ感がある。さんぴんミルクティー味も香ばしくて美味しい」と堪能した。
本オープンはきょう13日から。営業時間は午前10時から19時まで。併設のヨーグルト専門店は、スーパースイーツ監修の元、随時オープンされる。

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