東京公演前に演舞披露 八重農郷芸部「さらに磨く」と自信

保護者や先輩を前に、堂々と演舞した八重農郷土芸能部の部員たち=18日夜、同校体育館

 先月末から今月1日まで鹿児島県で開催された第47回全国高校総合文化祭の郷土芸能部門で最優秀賞を受賞した八重山農林高校郷土芸能部(嵩田暁部長)は18日夜、同校体育館で凱旋(がいせん)公演を行った。27日に東京都の国立劇場大劇場で開催される優秀校東京公演で披露する「米(まい)ぬ為(な)し」を保護者や学校関係者の前で堂々と演じた。
 凱旋公演は保護者会が主催した。「米ぬ為し」は、稲の種子を耕す場面から稲穂が実り豊穣を喜ぶ場面までを表現する。部員たちは、八重山のメロディに合わせ表現豊かな舞を見せた。
 大盛匠顧問は「大きな賞を受賞できたのは、地域の皆さんのおかげ」、中村幸弘校長も「地域の協力もあり、生徒たちは日々成長している」と感謝した。
 新城寛樹PTA会長は「農高の郷土芸能部らしい演舞で受賞した。おめでとう」と部員を激励。昨年度まで顧問を務めた東内原聖子教諭は「8年間、郷土芸能部を指導した。部員たちは成長し国立劇場に立てる切符を手にした」と努力をたたえた。山田健太副部長は公演終了後「保護者や先輩たちも喜んでくれている。東京公演では、県大会から1年間を通してやってきた演目に磨きをかけて披露したい」と自信を見せた。

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