中国船4隻が領海侵入 尖閣周辺、日本漁船に接近

 第十一管区海上保安本部によると、18日午前2時過ぎから2時半ごろにかけて、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次ぎ侵入した。魚釣島周辺では日本漁船2隻が操業しており、中国艦船は日本漁船に接近する動きを見せているが、海保が巡視船を漁船周辺に配備し、漁業者の安全を確保している。
 4隻のうち「海警2301」は午後1時過ぎに領海から接続水域に移り「海警2502」「海警2302」と機関砲らしきものを搭載した「海警2202」の3隻が領海内にとどまっている。海保の巡視船が領海から出るよう警告し、進路規制を実施している。
 中国船が尖閣周辺で領海侵入したのは7月19日以来、ことし23日目。接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が航行したのは13日連続になった。
 首相官邸は同日、中国海警局の艦船が尖閣周辺の領海に侵入したことを受け、危機管理センターに設置していた情報連絡室を官邸対策室に格上げしたと発表した。

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