領海に4隻侵入続ける 海保が漁船の安全を確保 尖閣周辺

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に19日午後3時現在、中国海警局の艦船4隻が侵入している。魚釣島周辺では、日本漁船2隻が操業しており、周辺に配備された海保の巡視船が、漁船に近づかせないよう安全を確保している。
 「海警2502」「海警2302」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」が前日から侵入。いったん領海から出ていた「海警2301」が19日午前2時過ぎに領海に侵入した。
 尖閣周辺の領海に中国船が侵入したのは18日から2日連続で、今年24日目。尖閣周辺で中国船が航行したのは接続水域を含めて14日連続となった。
 海保の巡視船が領海から出るよう警告し、進路規制を実施している。

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