中国船一時領海に侵入 26日目、尖閣周辺で4隻

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に23日午前10時半ごろから中国海警局の艦船4隻が南小島周辺から相次ぎ侵入した。現場配備中の海保の巡視船が退去要求や進路規制を繰り返し実施。4隻は同日正午前から順次南小島周辺の領海から出て、接続水域で航行している。
 領海侵入は今月20日以来26日目。尖閣周辺で中国船が航行するのは18日連続となった。
 4隻は「海警2502」「海警2301」「海警2302」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。

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