中国船2隻が領海侵入 尖閣諸島周辺、今年28日目

第十一管区海上保安本部によると、23日午前11時すぎ、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船「海警2302」と「海警1102」が侵入した。中国船が尖閣周辺の領海に侵入したのは今月15日以来で、今年28日目。
尖閣周辺の領海で日本の漁船(9・1㌧、乗組員3人)が操業中。海保の巡視船が領海から退去要求し、漁船に近づかないよう進路規制を実施して漁船の安全を確保している。
領海外側の接続水域では同日午後3時現在、「海警1103」と機関砲らしきものを搭載した「海警1105」が航行している。尖閣周辺を中国船が航行するのは50日連続となった。
巡視船が領海に侵入しないよう警告している。

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