第十一管区海上保安本部によると、9日午前10時半ごろから石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が順次侵入した。中国船が尖閣周辺で領海侵入したのは9月24日以来で、今年30日目。
4隻は「海警2502」「海警2302」「海警2102」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」。海保の巡視船が領海から退去を要求し、進路規制を実施したところ、4隻は午後0時過ぎから順次、領海から退去し接続水域を航行している。
接続水域を含め、中国船が尖閣周辺を航行するのは66日連続。巡視船が領海に侵入しないよう警告している。