第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に侵入している中国海警局の艦船「海警2301」「海警1301」と機関砲らしきものを搭載した「海警1303」は2日午後3時現在、魚釣島周辺の領海に留まっている。
中国船による領海侵入は2日連続で、今年34日目。
海保によると、魚釣島周辺と南小島周辺では、2人乗り込みと3人乗り込みの日本漁船2隻が操業中。
海保の巡視船が進路規制を繰り返し実施し、漁船に近づかせないよう、安全を確保している。
領海外側の接続水域では「海警1103」が航行している。中国船が尖閣周辺を航行するのは90日連続。