中国船の侵入続く 尖閣領海に2隻、4日連続

 第十一管区海上保安本部によると、4日午前2時20分ごろ、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に、中国海警局の艦船「海警1301」「海警1302」が侵入した。同日午後3時現在、領海内にとどまっている。中国船の領海侵入は4日連続で、今年36日目。魚釣島周辺で日本漁船1隻(2人乗り)が操業中で、海保の巡視船が進路規制を実施し、漁船の安全を確保している。「海警2301」「海警1301」は3日午後8時ごろ、順次、領海から出た。
 領海外側の接続水域では同日午後3時現在、「海警1103」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1303」が航行している。中国船が尖閣周辺で航行するのは92日連続。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。

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