中国船が2隻侵入 尖閣領海、今年40日目

 第十一管区海上保安本部によると、9日午前10時50分ごろ、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船「海警2502」と「海警2301」が相次いで侵入した。中国船の領海侵入は11月28日以来で、今年40日目。
 同日午後3時現在、魚釣島周辺の領海では、日本漁船(9・1トン、3人乗組み)が操業中。2隻は漁船の動きに合わせて航行しており、海保の巡視船が漁船に近づかせないよう進路規制を実施して安全を確保し、領海から退去するよう要求している。
 領海外側の接続水域では、同日午後3時現在、「海警2302」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」が航行している。尖閣周辺で中国船が航行するのは127日連続。

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