沖縄市こどものまち推進部こども相談健康課は1日、妊婦期から子育て期まで切れ目のない相談支援等を行う沖縄市子育て世代包括支援センター「結ぽ~と」の開設式を開いた。開設式には母子保健事業に関し市民と行政のパイプ役を担っている母子保健推進員らも参加した。
同センターは助産師や保健師、精神保健福祉士などの専門職が常駐し、妊娠・出産・育児に関する様々な悩みを一つの窓口で受けることができる。同課は「結ぽ~と」という愛称について「同センターを身近に感じ、気軽に相談できる場になってほしいとの思いを込めた」と説明。
市では2008年に「こどものまち宣言」を行いことしで10年となる。先月開設した「沖縄市若年妊産婦の居場所」をはじめ、これまで待機児童の解消やこども医療費助成、こどもの居場所づくりなど様々な取り組みを実施。桑江朝千夫市長は「(同センターが)市民に親しまれ頼られるように。また日本一、子育てのしやすいまちを目指していく」とあいさつした。