石垣市の2024年仕事始め式が4日、市役所で開かれ、中山義隆市長が職員を前に訓示。「今年は辰年。昇竜のごとく島全体を盛り上げ、地域全体を元気にし、市民生活を豊かにする1年にしたい」と抱負を語った。
石川県の能登半島地震について「自然災害は防ぐことはできない。それに対する備えが必要であることを改めて確認したい」と防災体制の確立を指示。
市として能登半島地震で被災した自治体への支援も検討する考えを示した。
昨年末に市内で発生した断水にも言及。「いざ何らかの問題が発生したときに迅速に対応する体制が整えられるかどうかだ。それぞれの部署で業務の見直しをしながら市民生活を守る意識で業務に取り組んでほしい」と求めた。
今年の見通しに関しては「昨年5月にコロナが5類塁に移行して経済が動き始めているが円安、物資高騰で厳しい。市民生活を豊かにすることを念頭に今年1年、業務に励んでほしい」と職員の奮起を促した。