採用上限年齢を引き上げ 10月から自衛官候補生など

 自衛隊は10月1日から自衛官の採用上限の年齢を引き上げた。対象は任期制自衛官を養成する「自衛官候補生」と、部隊の基幹隊員を養成する「一般曹候補生」の2種目。両種目とも上限を27歳未満から、33歳未満まで引き上げられた。

 自衛隊は労働人口の減少に伴い、幅広い年齢層から人材を確保するため、採用できる人材の年齢幅を広げた。

 「自衛官候補生」は10月1日から「一般曹候補生」は来年3月1日から受け付けを開始。採用予定時期は「自衛官候補生」が11月末から、「一般曹候補生」は来年9月末を予定している。

 沖縄では、自衛官候補生(男女)の受付を2回行なう。願書受け付けは11月2日までと、同22日までの2回。採用試験は9日と10日、30日と12月1日に行われ、試験科目は国語、数学、社会、作文、適正検査。お問い合わせは沖縄地方協力本部那覇分駐所℡098―863―5280まで。

 また、地方協力本部は21日に、那覇・うるまの2市で就職説明会を開く。中学生から保護者、社会人などの参加を募り、年齢や学歴にあった採用コースを紹介する。那覇市は那覇ⅠT創造館、うるま市は健康福祉センター「うるみん」で開催。午後1時から午後4時まで。問い合わせは沖縄地方協力本部募集課℡098―866―5457まで。

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