第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に侵入していた中国海警局の艦船「海警1301」と「海警1302」が、30日正午過ぎから、相次いで領海外側の接続水域に出た。同日午後3時現在、接続水域を航行中。中国船の領海侵入は3日連続で、今年7日目。
2隻は28日午前2時半ごろから領海に侵入。日本漁船2隻の動きに合わせて航行し、海保の巡視船が進路規制を実施して漁船の安全を確保していた。
領海外側の接続水域を航行していた「海警1401」と、機関砲らしきものを搭載した海警1103」は、30日午後1時過ぎ、接続水域を出た。
尖閣周辺で中国船が航行するのは100日連続。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。