中国船2隻が領海侵入 尖閣周辺、今年8日目

 第十一管区海上保安本部によると、5日午後0時20分ごろ、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船2隻が相次ぎ侵入した。中国船の領海侵入は3月30日に続き、今年8日目。
 2隻は「海警2502」と「海警2302」。午後3時現在、領海内で漂泊している。領海内では日本漁船(9・1㌧、2人乗込み)が操業中で、海保の巡視船が中国船に対して進路規制を実施。領海からの退去を要求し、日本漁船に近づかせないよう警戒している。
 領海外側の接続水域では午後3時現在、「海警2102」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」が航行している。尖閣周辺で中国船が航行するのは106日連続となった。

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