第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に5日侵入した中国海警局の艦船「海警2502」「海警2302」は、6日午後7時20分ごろ、領海から出た。中国船の領海侵入は2日連続で、今年9日目。
同日午後3時現在、領海では日本漁船(9・1㌧、2人乗組み)が操業していた。海保の巡視船が中国船に領海からの退去を要求し、進路規制を実施して、日本漁船に近づかないよう警戒していた。
領海外側にある接続水域では「海警2102」と、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」が航行している。尖閣周辺で中国船が航行するのは107日連続。