5日目も議長決まらず 与那国町議会、異常事態続く

 与那国町議会(定数10)は9月定例会5日目の4日、議場で本会議を開き議長選出を行ったが、この日も決まらなかった。同町議会の勢力は与野党同数の5対5。議会事務局によると、投票を5回行い毎回賛否5対5の同数となりくじ引きで当選者を決めたが、いずれの回も当選者は辞退した。
 与党側は今議会で上程が予定されている、1年余り空席となっている教育長選任など議案採決での多数派を確保することを理由に、野党側からの議長選出を図りたい考え。一方、野党側は慣例に従って与党側から議長を出すべきであるとして対立している。

 投票による議長選出は初日の9月28日から同日までで計29回となり、極めて異常な状態が続いている。与野党とも歩み寄る姿勢はなく淡々と投票、くじ引きが繰り返されている状況。外部からの仲裁の動きも表面化しておらず、膠着状態の長期化が予想されている。
 ただ、10日は県町村議長会総会、翌11日には県離島振興市町村議会議長会総会、12日は県町村議会議員研修会が沖縄本島で予定されているため、これらの諸会合への参加不参加を決めなくてはならない局面にきており、5日の議長選出で事態が動く可能性もある。

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