中国船1隻が領海侵入 尖閣周辺、日本漁船追う

 第十一管区海上保安本部によると、25日午前3時53分、石垣市の尖閣諸島・南小島南西海域で、中国海警局の艦船「海警2302」が領海に侵入した。午後3時現在、南小島南西約6㌔で操業している日本漁船(9・1㌧)に接近しようとする動きを見せている。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入するのは12日以来で、今年11日目。
 漁船には3人が乗船。海保の巡視船が中国艦船を漁船に近づかせないよう警戒し、漁船の安全を確保している。
 領海外側にある接続水域では、中国海警局の艦船「海警2502」「海警2102」、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」が航行している。中国艦船が尖閣周辺を航行するのは126日連続。
 25日には石垣市の中山義隆市長らが乗る調査船が尖閣海域に向かっており、中国艦船は調査船に対しても何らかの反応をする可能性がある。

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