チーム川田が優勝 石垣カジキ大会、会場で配布も

優勝したチーム川田や関係者が記念撮影した=12日、石垣漁港

 第1回「石垣島国際カジキ釣り大会 for Children」(主催・八重山ライオンズクラブカジキ釣り大会実行委員会)が12日、閉幕した。総勢84人(地元46人、島外32人、台湾6人)のアングラーが参加。大会公式アンバサダー・お笑いタレントの川田広樹さん(ガレッジセール)のチーム川田が優勝した。

 競技初日の11日にバショウカジキ23㌔を釣り上げたチーム川田。2日目の12日は開始早々、釣果に恵まれた。午前8時から前日に釣ったマグロをエサにする「デットベイト」を開始すると10分でヒット。メンバーの西表浩司さんが40分をかけてクロカジキ84・5㌔を御神崎沖で釣り上げた。
 一度帰港し、釣った大物を来場者に披露。正午前に再び出航が決まったため、初日に参加した「きいやま商店」のマストさんも急きょ参戦した。
 会場の石垣漁港では、チーム川田のクロカジキを解体。約80人分に小分けし無料で配った。じゃんけん大会も行われ、勝者にはマグロがプレゼントされた。
 11,12日の釣果を受け、チーム川田が優勝。賞状やカジキを模したトロフィーが授与された。西表さんが釣ったクロカジキが一番の大物だったため大物賞が、チーム川田の船長・井戸巌也さんには船長賞が、それぞれ贈られた。
 台湾からは、石垣市の姉妹都市・蘇澳鎮のチームが参加。特別賞が贈られた。表彰式後、川田さんはアンバサダーなのでプレッシャーはあったとしつつ「釣れてホッとした。皆さんに喜んでもらえてうれしい」と述べ、第2回大会の開催を期待した。
 西表さんは「逃げられたら大変だと思い、必死だった。船上に引き上げ、安堵感と達成感を皆で分かち合った」と笑った。
 大会は八重山漁協が協賛。石垣島の周囲20海里以内で行われた。11日にはパラセーリングやグラスボートの無料体験会、ラジオの全国放送が行われ、12日は支援を受けた児童生徒によるステージイベントが行われた。

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