中国船が2日連続侵入 尖閣周辺、日本漁船に接近

 第十一管区海上保安本部によると、21日午前5時過ぎ、石垣市の尖閣諸島周辺で、中国海警局の艦船「海警2201」「海警2202」が相次いで領海侵入し、それぞれ別の日本漁船1隻に接近。午後零時ごろまでに領海から出た。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入するのは2日連続で今年20日目。
 20日にも「海警2501」「海警2202」が領海侵入し、それぞれ別の日本漁船1隻を追ったが、午後10時ごろまでに領海から出た。
 海保が漁船の周辺に巡視船を配置し、漁業者の安全を確保した。中国艦船に対し、再び領海に侵入しないよう警告している。
 21日午後3時現在、尖閣周辺の領海外側にある接続水域では「海警2501」「海警2202」「海警2201」「海警2103」の4隻が航行している。中国艦船が尖閣周辺を航行するのは183日連続。連続航行日数の最長記録を更新した。

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