中国船3隻が領海侵入 尖閣周辺、日本漁船に接近

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺海域で2日午後1時38分から4時29分ごろにかけ、中国海警局の艦船3隻が領海に侵入。魚釣島西南西で操業する日本漁船1隻(4・9㌧)に接近しようとする動きを見せている。
 3隻はいずれも機関砲らしきものを搭載した「海警2501」「海警2201」「海警2103」。尖閣周辺で中国海警局の艦船が領海侵入するのは6月24日以来、今年24日目。
 海保は漁船の周辺に巡視船を配置し、中国艦船を近づかせないよう警戒し、漁船の安全を確保している。漁船には2人が乗船している。
 尖閣周辺の領海外側にある接続水域では、機関砲らしきものを搭載した「海警2202」も航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは194日連続で、連続航行日数の最長記録を更新した。

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