中国船が200日連続航行 新たな砲搭載船と交代

尖閣周辺で初確認された「海警1109」(第十一管区海上保安本部提供)

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では8日、中国海警局の艦船4隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは200日連続。連続航行日数の最長記録を更新した。
 4隻は「海警1303」「海警1106」「海警1105」「海警1109」。7日にそれまで航行していた別の4隻と交代で接続水域に入った。このうち「海警1109」は尖閣周辺で初確認された。
 交代前、交代後の4隻とも機関砲らしきものを搭載している。尖閣周辺で常駐する中国艦船が恒常的に重武装化した可能性が高まった。日本への圧力を強める狙いと見られる。
 海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。

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