第48回全国高等学校総合文化祭「ぎふ総文2024」郷土芸能部門(8月3~5日)に出場する八重山高等学校郷土芸能部が27日夕、石垣市民会館大ホールで壮行公演(主催・同保護者会)を開催した。地域住民ら800人以上が来場し、同部2年ぶりの全国出場にエールを送った。
島仲美來部長(3年)は「全国の舞台では私たちらしく、心からの笑顔で自信を持って演舞したい」とあいさつした。
八重高郷土芸能部は「ぎふ総文2024」で披露する「あんぱるぬみだがーま」を元気いっぱいに踊り唄い、会場からは大きな拍手が湧いた。フィナーレは出演者全員で「野あしび」「校歌ダンス・もーやー」を歌って踊り、公演を締めくくった。
オープニングでは、平真マーチングバンドレインボーが「賛助演奏」で会場を盛り上げた。八重高郷土芸能部卒業生、同カラーガード部、同ダンス部BaBe’XX、正調正風会赤山正子八重山民俗舞練場が友情出演した。アナウンスは同校放送部が務めた。
同部は昨年11月に沖縄市で開催された第47回県高等学校総合文化祭・郷土芸能部で最優秀賞を受賞。今年度の全国総合文化祭の派遣校に推薦された。全国の舞台では「伝統芸能」部門で優勝を狙う。