搬送業務中にヘリ損傷 波照間空港進入中に

損傷したヘリコプター(第十一管区海上保安部提供)

 2日午前1時半ごろ、波照間空港へ進入中だった第十一管区海上保安部那覇航空基地所属のヘリ(アグスタ式AW139)が付近の樹木に接触しメインローターブレードなどを損傷した。同機に搭乗していた7人(海上保安官6人、医師1人)にけがはなかった。
 現在同機は、波照間空港に駐機した状態で、メインローターブレード先端部破損や機体側面に擦過痕が確認されている。事故発生時、天候は曇り、南の風約6㍍で、視界は良好だった。
 同機は、波照間島で発生した急病人の搬送業務のため、同日午前1時ごろ、石垣空港を出発していた。急病人は他のヘリにより、石垣空港に搬送された。
 同部は事故の原因について調査している。

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