保革で3つどもえに 豊見城市長選挙が告示 現職、前市議2氏が出馬

右から山川仁氏、宜保安孝氏、宜保晴毅氏

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選挙が7日、告示され、届け出順に前市議で社民、社大、共産、自由、立民、国民民主が推薦する山川仁氏(44)、同じく前市議で自民、維新、希望が推薦する宜保安孝氏(41)、現職で3期目を目指す無所属の宜保晴毅氏(50)の3氏が届け出た。玉城デニー氏が4日に知事に就任して以来、県内では初めての市長選となる。投開票は14日。
 選挙戦は玉城知事が推す山川氏と、自民党などが支援する宜保安孝氏、保守系現職の宜保晴毅氏による三つどもえの構図だ。

 山川氏は「デニー新知事と連携し、観光税の導入も検討する」、安孝氏は「若いリーダーとして新たなまちづくりを必ず実現する」、晴毅氏は「これからも日本一楽しく住みよい街にするため全力で頑張る」と、それぞれ第一声を挙げた。
 県内は11市のうち、那覇と南城の両市長が玉城氏と協調関係にある。玉城知事は辺野古移設阻止への勢力拡大を図るため、山川氏を支援する。
 宜保安孝氏と宜保晴毅氏は、候補者調整が不調に終わり、保守分裂の形となった。有権者数(6日現在)は男性が2万3千787人、女性が2万5千136人。計4万8千923人。

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