中国船、年間最多航行に並ぶ 尖閣周辺40日連続

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では28日、中国海警局の艦船4隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは40日連続で、年間の航行日数は352日となり、過去最多だった昨年に並んだ。
 7月には連続航行日数も過去最長の215日に達しており、尖閣諸島の侵奪を目指す中国が艦船の「常駐化」を進めている実態が浮き彫りになった。
 航行している4隻は「海警2501」「海警2503」「海警2305」「海警2204」。いずれも機関砲らしきものを搭載している。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。

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