中国船航行、最多353日 尖閣周辺、41日連続

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では29日、中国海警局の艦船4隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは41日連続。年間の航行日数は計353日に達し、過去最多を更新した。
 尖閣周辺海域で、日本の実効支配の侵奪を目指す中国が艦船の「常駐化」を進めている実態が浮き彫りになった。中国艦船による領海侵入や、周辺で操業する日本漁船への威嚇行為も常態化している。日本は実効支配の死守を目指すが、取り巻く環境は厳しさを増している。
 4隻は「海警2501」「海警2303」「海警2305」「海警2204」で、いずれも機関砲らしきものを搭載している。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。

関連記事

八重山日報公式 X(Twitter)

フォローする

ユーグレナ シルバー人材センター たびらいレンタカー ひとし眼科 嶺井第一病院 アイン薬局
ページ上部へ戻る