ラバーポール設置「無意味」 県、安全対策を再度要請 安和桟橋

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事に伴う安和桟橋と本部港本部地区(旧塩川地区)の安全対策を巡り、沖縄防衛局は12日、県に対し、ガードレール設置などの「誠実な対応」を改めて要請する文書を提出した。
 安和桟橋で昨年6月、警備員と移設反対派が死傷した事故を受け、防衛局は安和桟橋出入口でガードレールを設置することなどの安全対策を県に求めてきた。
 県は今年1月、安和桟橋出口付近の歩道部にラバーポールを設置したが、要請書では「意図的にトラックの進路上に出るなどの妨害行為を防止できず、このような対応は事故の状況や背景を無視したもの」「意味のある対策にならない」と抗議。
 ガードレール設置は法令等に照らして実施不可能ではなく「本来、道路管理者において直ちに実施すべきもの」と指摘した。

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