第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では5日、中国海警局の艦船「海警1305」「海警1401」「海警1302」「海警1304」が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは107日連続。
4隻はいずれも機関砲を搭載している。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。
十一管は従来、中国艦船が装備する武器を「砲のようなもの」としていたが、5日の発表から「砲」と断定した。担当者は「中国側の公式発表など、明らかに砲であることを示す複数の公式情報を踏まえ、より適切な表現とした」と説明している。