第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺海域で7日午前10時ごろから、中国海警局の艦船4隻が相次いで領海侵入。午前11時34分ごろから、相次いで領海外の接続水域に出た。中国艦船の領海侵入は3日連続。
6日は中国艦船4隻のうち2隻が尖閣周辺で操業していた日本漁船に接近しようとしたあと、午前10時44分ごろから、いったん領海外の接続水域に出ていた。
4隻は「海警2501」「海警2303」「海警2204」「海警2301」で、いずれも機関砲を搭載している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは140日連続。
海保は中国艦船の活動について「国際法違反。国際法及び国内法に基づき、引き続き、冷静に、かつ、毅然として対応を続け、領海警備に万全を期していく」としている。