第十一管区海上保安本部によると、3日午後4時3分ごろから21分ごろにかけて、石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次いで侵入した。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは6月14日以来で、今年17日目。海保の巡視船が警告し、4隻は午後5時44分から午後6時にかけ、順次領海を出て接続水域を航行している。
4隻は「海警1306」「海警1106」「海警1304」「海警1109」で、いずれも機関砲を搭載している。
領海外側の接続水域を含め、尖閣周辺で中国艦船が航行するのは227日連続で、過去最長記録を更新した。海保の巡視船が監視警戒を続けている。