石垣市長選に立候補する前職、中山義隆氏の女性部大会が7月31日夜、市民会館中ホールで開かれた。公明党の市議2人、竹富町議1人も参加し、今選挙も自公選挙協力体制が構築されることが確実になった。
中山氏は自民党と公明党に推薦願いを出しており、現時点で正式に推薦は決まっていない。ただ、この日は自民党県連で役員を務める大浜一郎県議も参加した。自公の推薦は内定していると見られる。
大会で公明党の平良秀之市議は「来週には必ず(公明党の)推薦状が交付されるという確信のもと3人が出席している」と説明した。公明党の三盛克美竹富町議も登壇した。
中山氏の祥子夫人は「新聞で(過去の中山氏の)長期政権批判がブーメランと書かれているが、私の実感としては、あのころの長期政権の石垣市と比べ、今の石垣市はとても明るくなった。石垣市の未来を考えて政策を実行できるのは中山しかいない」と訴えた。
中山氏は、市職員の不祥事から議会の不信任、失職に至る経緯を説明。「台湾航路開設をはじめ、やりかけの作業がある。現実に即してリアルに市民の生命財産を守るため、もう一度、市長として仕事をさせていただきたい。間違いなく期待に応える」と声を張り上げた。
女性代表の砂川なおみさん、玉代勢光子女性部長、平良聡後援会長があいさつ。最後は金城せなさんの音頭でガンバロー三唱し、気勢を上げた。