第十一管区海上保安本部によると、5日午後4時ごろから石垣市の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次いで侵入した。4隻は午後6時前後に領海を出て、接続水域を航行している。
4隻は「海警2305」「海警2302」「海警2301」「海警2501」。いずれも機関砲を搭載している。中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは4日連続で、今年24日目。接続水域を含め尖閣周辺で中国艦船が航行するのは260日連続になった。
現場配備中の巡視船が、国際法に違反する中国海警船に対して、日本の領海に侵入しないよう警戒している。