午後10時の開票速報で山川氏の当選が分かると、宜保晴毅氏(50)がいる会場は落胆の空気に包まれ、支援者らは肩を落とした。2期8年に渡って市長を務めた晴毅氏にとって、今回の選挙はこれまでとは異なり、政党の支援を受けない「市民党」として臨んだ。
晴毅氏は、支援者への感謝の気持ちを口にした後、「皆さまにご心配をかけた一連の行動がこういう結果になったと、本当に反省している。一市民として豊見城市発展のために微力ながら取り組んで行きたい」と頭を下げた。支援者からは「一緒に頑張ろう」という掛け声と拍手が沸き起こった。
やる気・元気・とみぐすく市民の会の上原安代表は「結果はこうなりましたが、まだ若い。次のチャンスがまだある。ぜひその時は支えてあげてください。よろしくお願いします」と語った。