宜保安孝氏(41)の事務所は、午後10時ごろ、山川氏の当確情報が流れると重い空気に包まれた。安孝氏は支持者や関係者を前に「これだけ多くの市民の方々が豊見城市の将来のために一致団結したが、申し訳ない」と頭を下げた。また今後の市政について「山川陣営には、しっかりと良い豊見城市を作ってもらいたい」と語った。
選対本部長の島袋大県議は、今回の敗戦は先輩である自分の責任とした上で「選対を預かる者として、私も大変心苦しい。皆様方に申し訳ない」と述べた。また、安孝氏について「本人は夫婦一緒にがむしゃらになって頑張ってきた。議員団の皆さんと、次の安孝氏の成り行きも含めて議論していきたい」とした。