第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では1日、中国海警局の船4隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは317日連続となり、過去最長を更新した。
4隻は「海警2307」「海警2502」「海警2305」「海警2302」で、いずれも機関砲を搭載している。「海警2307」が尖閣沖で確認されたのは初めて。1日午前6時ごろ、接続水域に入った。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。「海警1302」「海警1307」「海警1304」「海警1109」は、交代して接続水域を出た。