混迷深める議長選出 与野党協議するも結論出ず 与那国議会

 与那国町議会(定数10)は16日、引き続き議長選出を行い、投票を4回行ったが、決まらなかった。4回目の後、全議員が参加する全体会議を開き、与野党が協議したものの、結論は出なかった。同議会は17日も午前10時から開かれる。
 全体会に出席した町議によると、冒頭、与党側から数日、議長選出を取り止めるという提案があったが、野党側はこれを認めなかった。この後、与党の前西原武三氏が、これまで野党による反対で否決されてきた教育長人事が認められれば、与党が議長を引き受けることを示唆したが、野党側は「どうしてこれにこだわるのか」などと理解を示さなかったという。

 全体会は4回目に当選して辞退した野党の崎元俊男氏が「これ以上平行線が続くのはよくない」として、双方が妥結点を探るべきと提案して開かれた。
 この日も毎回、与野党それぞれが候補者を出したが、5対5の同数で引き分けだったため、くじ引きをして当選者を決めたが、いずれの回も当選者が辞退した。これで議長選出は通算12日目となり、投票は58回を数えた。
 取材に対して前西原氏は「何とかしなければならない」と話し、野党の田里千代基氏は「与野党同数の場合、慣例に従い与党から議長を出すべき」と述べた。

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