八重山郡体育協会(長浜信夫会長)は6日、10月1日から福井県で開催される第73回福井国民体育大会に、八重山からソフトテニス競技で高嶺心萌(川平中3年)吉川小百合(八重山高1年)、陸上競技で仲嵩夏萌(八重山高3年)バスケットボール競技で竹原大地(八重山高3年)の4人の選手が沖縄県代表として選出されたことを発表した。関係者が喜びに湧いた。
長浜会長は「これまで単数の出場はあったが4人そろっての国体出場と、中学生の国体出場は沖縄県内初」と激励した。
八重山バスケット協会の安里整会長は「男子の国体は初出場。持つ力を存分に発揮してください」、八重山ソフトテニス連盟の浅井康史会長は「2人の活躍は中高生や一般市民の励みとなる」、八重山郡陸上競技会の兼島英樹会長は「けがに悩まされたが練習の成果を発揮してください」とエールを送り、各選手の活躍に期待を込めた。
高嶺・吉川ペアは「少年女子団体に出る。チャレンジスピリットで先輩に挑みたい」、仲嵩は「コーナーリングでインを取り勝ちにつなげる」、竹原は「身長は194㌢ある。本土のセンタープレーヤーに負けぬようプレーしたい」と国体チャレンジに意気込みを見せた。
選手らは25日午後4時40分に中山義隆石垣市長に表敬訪問を予定している。