知事選入場券25万人分発送 2人1枚で経費削減 那覇市選管

今回発送された県知事選の投票所入場券。中央部から2枚に分けられる

 那覇市選挙管理委員会は6日、9月30日に投開票を予定する県知事選の投票所入場券を有権者に向けて発送した。今選挙から2人分の入場券を1枚にまとめてコストカット。有権者約25万人分、計17万4千821通が日本郵便のトラックに積み込まれ、市庁舎を出発した。
選管事務局の古謝秀和副参事は「県民の暮らしや安心安全を託す代表者を決める選挙だ。投票所に足を運んでほしい」と呼び掛けた。

 選管は前回まで、有権者1人に対し、1枚の入場券を郵送していたが、同じ世帯に同日に届かないなどの問題点が指摘されていた。1枚にまとめたことで、約350万円の経費削減を実現。2017年市議選では、発送代のみで約1千300万円だったが、今回は約960万円となった。
 紙面は中央からキリトリ線に沿い2枚に分けられる構造。入場券は那覇市内の有権者や県内の他市町村に転出した一部の有権者にも配送される。早ければ本日7日中に、遅くとも12日までに各家庭に郵送される。
 関係者によると、今回の発送が県内で一番早い可能性があり、1枚の紙面に2枚の入場券をつけるのも全国初の可能性があるという。また、県議補選の実施が決まった場合、県知事選と同日に行われるため、この入場券で入場できる。
 那覇市内の期日前投票は、市庁舎本庁1階で14日から、首里支所、真和志庁舎、サンエー那覇メインプライス5階、イオン那覇5階では24日から行われ、投票日前に投票できる。

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