那覇自然環境事務所は15日、沖縄本島北部で実施しているマングース防除事業で、2017年度のマングース捕獲数は28頭で、前年度に比べ半減したと発表した。捕獲された地域も半減しており「マングースの生息数、分布域は順調に減少していると考えられる」としている。
マングース防除を開始した2000年度以降、初めて国頭村でマングースの捕獲がなかった。
18年度は、塩谷湾(大宜味村)と福地ダム(東村)を結ぶ「SFライン」以北のマングースを完全排除することを目標とした第3期防除実施計画の2年目。前年度と同様の体制で防除を実施している。